あかいはりねずみ
世界70か国以上、カウチサーフィンで旅をして、色々な行った先の食文化を体験してきた水島さん。
各国の文化を知るのは“食”から。土地、気候、で素材や味が違う。食べることは、人間誰しもが生きていくには必要なこと。各国で感じた、それぞれの、空気、人、匂い、五感で体験したことも含め、皆に伝えたい。
そんな思いから、広島の地で、広島から世界、世界から広島をつなげる。食のコンテンツを提供する店「あかいはりねずみ」を、広島の玄関口、的場町に2018年にオープン。
世界の旅行者はもちろん、地元の人に、工夫された各国の食メニューが、大人気である。
私の「夢」「希望」
あかいはりねずみ 店主 水島 早苗
コロナ禍の中、試行錯誤をして、多国籍のサンドウィッチを現在提供しています。
そうすると、思いもかけず、今までになかった、お客様お子様連れ、OLさんなど、買い求めてくださる方が増えたりして、現在は、リピーター、常連さんが7割くらい来てくださっています。
また、広島に住んでいる外国人の方々が、Instagramをみて、自国の日本にはないメニューをつくっているのを知って、買いに来てくださったり、逆につくり方を教えてくださったりと、今の環境下の中で、思わぬ交流ができたりと、そんな交流で皆の笑顔を見るので、とてもうれしく、また楽しく営業ができています。
今思えば、起業する前に、どんなことをしたいか掘り下げて、事業計画を行っていたのが、大変に良かったと思っています。
大変な事態になっても、右往左往することなく続けてこれて、とにかくトライしていくことができています。
また、同じような考えの仲間がいるのも私の支えになっていて、今まで海外旅行をしながら、海外の食のフィールドワークを行っていましたが、地元の仲間の食にシフトして、素材から作る工夫などしている飲食店と、仕入れやコラボなど、刺激を受けながら、自分が美味しいと思う食を提供していきたいです。
変わらず、食を通した交流をもっと進めていきたいと思っています。