広島市内本川の川沿い、モノづくりや、コトづくりをしている人たちが集まっているビルに、ハンドメイドレザークラフトの「ａｏ( エーオー)」の工房兼お店がある。

ビル正面から地下に降りて、店の中に入るとレザーの財布を中心とした、革小物がきれいに並べられていいて、革の匂いと、レザーの色の美しさに、ほんとワクワクする。

革職人兼店主の沖本さんは、若い頃は雑貨店で販売などをしていたが、昔から作ることが好きで、レザー製作は独学で学ばれた。

好きが高じてといえども、なかなか簡単には作れないレザー製作。
最初はキーホルダーから作って、そのうちにだんだん難しいデザインにチャレンジし、今に至る。

作っていると、デザインと作業の工夫を増やし、最初のころの製作時間と今も変わらないとのこと。

器用さと、丁寧さ、人柄の良さが製品ににじみ出ていて、革本来の質感や風合いを生かした、型デザインは、試行錯誤からの品質の良さを表している。

革はイタリア製、植物タンニンオイルレザー使えば使うほど革の本来の良さがでる。
この革は、沖本さんが出会いと感じた素材である。
”発色が良く、透明感があって”

”作るときに素直な感触”という。

つくり手と相性の良い素材。
良い製品づくりには大事な要素の一つということが伝わる。

製品は基本的には既製品アイテムを中心としてるが、セミオーダー、フルオーダーも随時賜っているとのこと。

是非、自分のお気に入りのレザーアイテムをオーダーしに、訪れてみてほしい。